Jリーグ ベガルタ仙台

仙台カルドーゾが今冬退団へ。母国メディア「サントスへ復帰するが…」

ベガルタ仙台のゴール裏 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ・ベガルタ仙台所属のブラジル人FWフェリペ・カルドーゾ(24)は、今季限りでベガルタ仙台を退団してブラジル1部サントスに復帰する可能性があるようだ。18日、ブラジルメディア『Diario do Peixe』が伝えている。

 カルドーゾは昨年4月にサントスからベガルタ仙台へレンタル移籍すると、来日1年目の2021シーズンはJ1リーグ17試合で途中出場したほか4試合で先発出場。クラブがJ2に降格する中、昨年12月に1年間のレンタル期間延長が正式決定していた。

 ただ今季はコンディション不良もあり、J2リーグ5試合の先発出場で3ゴールと振るわず。9月上旬に原崎政人監督が解任されて以降は7試合中5試合で出番がないなど、引き続き厳しい立場に置かれていた。

 そんな中『Diario do Peixe』は「カルドーゾは日本に別れを告げ、近いうちにサントスへ復帰する。ただサントスの監督や幹部が不在のため、彼の去就は不透明だ」と報道。レンタル期間満了により、今季終了後にベガルタ仙台を退団するという。

 なお昨年12月にブラジルメディア『A Tribuna』が報じたところによると、カルドーゾとサントスの契約期間は2023年10月までとのこと。またベガルタ仙台がカルドーゾの2021シーズンの年俸を全額負担したこともあわせて伝えていた。