明治安田生命J2リーグ・横浜FC所属の元日本代表MF中村俊輔(44)は、今季限りでの現役引退が確実と報じられている。そんな中村俊輔はかつてセルティックで活躍していたこともあり、イギリス国内でも現役引退報道への関心が高まっているようだ。
同選手は2005年7月に当時セリエAのレッジーナからセルティックへ完全移籍。加入1年目からレギュラーに定着すると、在籍4シーズンでリーグ3連覇や国内カップ戦のタイトル獲得に貢献。クラブに多大な功績をもたらしたレジェンドとして、今でもセルティックサポーターの間で支持を得ている。
そんな中村俊輔はセルティック退団後、ラ・リーガのエスパニョールや横浜F・マリノス、ジュビロ磐田でプレー。2019シーズン途中から横浜FCに所属していたが、今季はチームがJ1昇格を決めた裏でJ2リーグわずか5試合の出場にとどまっていた。
セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』は「元セルティックの英雄、中村俊輔が26年間の素晴らしいキャリアを終えて引退することになった」と見出しをうち、「セルティックでは145試合に出場し、31ゴール36アシストを記録した」
「UEFAチャンピオンズリーグ・マンチェスター・ユナイテッド戦でのフリーキックや、レンジャーズとのダービーマッチにおけるロングシュートは、これからもずっと定期的に振り替えられることだろう。中村俊輔のゴールの数々は今もなお人々の記憶に残っている」と同選手の功績に言及。
「近い将来、中村俊輔が再びセルティックのホームスタジアムを訪れて、アンジェ・ポステコグルー監督に会うかもしれない」と綴った上で「セルティックでの貢献に感謝している。引退後の活躍を祈っている」と同選手に労いや感謝のメッセージを送った。
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