アルビレックス新潟は8日、明治安田生命J2リーグ第40節・ベガルタ仙台戦で3-0と勝利。J1昇格を決めたが、先制ゴールの起点となったスローインが物議を醸している。
アルビレックス新潟は前節終了時点で勝ち点78を獲得。J1自動昇格圏外の3位ファジアーノ岡山から9ポイント差をつけて首位に立っていただけに、引き分け以上でJ1昇格が決まるという条件のもとベガルタ仙台に臨んだ。
そのベガルタ仙台戦では前半から主導権を握ると、64分に左サイドのスローイン、ペナルティエリアでのワンタッチによるパス交換からMF伊藤涼太郎(24)がゴールマウス右隅に流し込んで先制点を奪う。
そして77分にはMF島田譲(31)のクロスボールが相手選手に当たると、セカンドボールに対して伊藤涼太郎がダイレクトボレーで合わせて追加点を奪取。後半アディショナルタイムにはFWアレクサンドレ・ゲデス(28)がゴールネットを揺らして3-0で勝利。2017シーズン以来となるJ1復帰を果たした。
ただ先制点のシーンでは、直前にベガルタ仙台の選手によるクリアボールがアルビレックス新潟の選手に当たってタッチラインを割ったという指摘がツイッター上で飛び交っている。
またアルビレックス新潟の選手がリスタートでスローインをはじめ、ベガルタ仙台の選手のプレーが一瞬止まっていたことに対しては、ベガルタ仙台サポーターを中心に「セルフジャッジか」、「審判は何を見ているのか」、「誤審だろ」、「納得いかない」、「適用ミスだから再試合なのでは」といった声が上がっている。
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