Jリーグ

J1残留争いのゆくえは?各監督の経験値と実績比較【2022】

ガンバ大阪 松田浩監督 写真:Getty Images

15位:ガンバ大阪:松田浩監督

  • 経験値:A
  • 実績:B

8月17日、片野坂知宏前監督に代わってガンバ大阪に就任した松田浩監督。指揮官としてのキャリアはヴィッセル神戸のコーチを務めていた2002年7月、川勝良一監督に代わって就任したことでスタートし、チームをJ1残留に導いた。その後はアビスパ福岡(2003-2006)再び神戸(2006-2008)でJ1昇格を達成し、栃木SC(2009-2013)V・ファーレン長崎(2021-2022と歴任。守備の整備には定評があり、残留を目指す監督としては適任といえる。


アビスパ福岡 長谷部茂利監督 写真:Getty Images

16位:アビスパ福岡:長谷部茂利監督

  • 経験値:B
  • 実績:B

2020シーズンからアビスパ福岡を率い、1年でJ1昇格を達成。昨2021シーズンはクラブ最高となる8位で残留に成功した長谷部茂利監督。指揮官としてのキャリアは、ジェフユナイテッド千葉のコーチを務めていた2016年7月、関塚隆監督に代わり就任したことでスタート。年間を通して監督を務めたのは2018シーズンの水戸ホーリーホックが初めてで、2019シーズンにはクラブ最高となるJ2・7位に導いている。チーム内にて新型コロナウイルス陽性判定続出の影響を受け調子を落としているが、リアリスティックな性格は残留争いに向いているといえる。


ヴィッセル神戸 吉田孝行監督 写真:Getty Images

17位:ヴィッセル神戸:吉田孝行監督

  • 経験値:B
  • 実績:C

6月29日、ミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督に代わってヴィッセル神戸に就任した吉田孝行監督。指揮官としてのキャリアは、神戸のヘッドコーチを務めていた2017年8月、ネルシーニョ監督の解任にともないスタート。その後は現在も含めて計3度神戸の監督を務め、また2021シーズンはV・ファーレン長崎の監督としてJ1昇格が期待された。しかしいずれもシーズンを通して指揮を執ることは叶わず、残留争いの経験がないことがどちらに転ぶだろうか。


ジュビロ磐田 渋谷洋樹監督 写真:Getty Images

18位:ジュビロ磐田:渋谷洋樹監督

  • 経験値:A
  • 実績:B

8月17日、伊藤彰前監督の解任にともない、ジュビロ磐田に就任した渋谷洋樹監督。指揮官としてのキャリアは、大宮アルディージャのコーチを務めていた2014年8月、大熊清監督に代わって就任しスタート。翌2015シーズンには大宮をJ2優勝に導き、2016シーズンはJ1・5位とクラブ最高を記録している。しかし2018シーズンから指揮したロアッソ熊本での2年間は、J3降格となりJ2復帰も達成できず。逆転での残留を達成し、近年の不振を払拭したいところだ。

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名前椎葉 洋平
趣味:サッカー観戦、読書、音楽鑑賞
好きなチーム:アビスパ福岡、Jリーグ全般、日本のサッカークラブ全般

福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

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