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あなたはどっち?サッカーユニフォームはファッションとして有りor無し?

PSG キリアン・ムバッペ、リオネル・メッシ、ネイマール 写真:Getty Images

パリ・サンジェルマン x ディオール

2022年7月に来日して話題となったスター軍団、パリ・サンジェルマン(PSG)。クリストフ・ガルティエ監督、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマールが登壇した記者会見時は見られなかったが、このクラブも高級ファッションブランドとコラボしている。

ユニフォームの例ではないが、2021年、フランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールによる「ディオール」が、PSGのオフィシャルスーツ(ワードローブ)のデザインを手掛けた。ディオールがスポーツクラブと提携するのは初めてのことだ。

高級ブランドとサッカーの関係はまさに「モダンスタイル」

ファションとサッカーは一見するとかけ離れている様にも感じるが、この2つの業界の関係性はこれからも強固なものになりそうだ。

サッカーはかつて、紀元前2500年頃にヨーロッパ地域(特にイギリス)で「モブフットボール」などと呼ばれ、労働階級者が牛や豚の皮などで作られたボールを使って楽しまれてたものだった。長い時を経て現在のサッカーは、まさに「モダンフットボール」と呼ばれるスタイルに変化を遂げ始めている。さまざまな業界と共に、また新しいことを生み出し我々に刺激を与えてくれることを筆者は非常に期待をしている。

ユニフォームとは、スポーティーでなくてはならないという概念と、ユニフォームはファッションの一部だという概念と、その他、どんな意見があるだろうか?

また、実際のところプレイヤー達はユニフォームに対して、デザイン性の期待はどの程度あるのか。あのクラブのユニフォームデザインが好みだから、ちょっと着用してみたいな、なんていう想いも、ひょっとしたら存在するのかもしれない。

今後も、ファッションブランドとのコラボレーションユニフォームに大いに注目したい。

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名前:Molly Chiba
趣味:自然散策、英国のあれやこれやをひたすら考えること
好きなチーム:トッテナム・ホットスパーFC

東北地方の田園に囲まれ育ちました。英国のフットボール文化や歴史、そして羊飼いやウールなどのファッション産業などに取り憑き、没入している日本人女性です。仕事のモットーは、伝統文化を次世代に繋ぐこと。

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