8月6日にスタートした2022/23シーズンのプレミアリーグ。今シーズンから20クラブの仲間入りをしたのは、ノッティンガム・フォレスト、フラム、ボーンマスだ。
スポットライトにこれから当たるであろう、これら3つのクラブに着目し、ここでは「アウェイユニフォーム」のデザインについて、少し深掘り紹介をしていきたい。
アウェイユニフォームの面白さ。それは、見た目はたった1枚のシャツなのに、様々な裏話が隠れているところ。シャーロックホームズの如く、幾分かのクラブの想いを見つけてみよう!
ノッティンガム・フォレストのアウェイユニフォーム
まずは、ノッティンガム・フォレストのアウェイユニフォーム。イギリス、ロンドンのやや北部にあるノッティンガム地域には、有名な「トレント川」が雄大に流れており、そこに「トレント橋」という非常に歴史のある橋が存在する。
クラブの商品紹介によると、今回のアウェイユニフォームデザインのアイデアは、その橋に施されている「美しい花のような幾何学模様」から得たそう。
実際に筆者は、その橋の写真を確認したところ「ああ!」と声をあげてしまった。かなり忠実に再現されているのだ。これを発見出来ただけで、なにやら事件解決の様な満足感を得てしまった。是非現場で、または「The iconic Trent Bridge」と検索して、ウェブなどで事件解決(イメージ)をしてみてほしい。
その「トレント橋」模様が、ノッティンガム・フォレストのアウェイユニフォームの襟と袖、そして両サイドの脇の下からライン状に、切り替えデザインとして施されている。
また、筆者が非常に感銘を受けた部分。それは、ユニフォームの後方の襟部分に、サポーターが愛するフレーズ「COYR!(Come On You Reds!)」の刺繍が施されているところ。ここを刺繍で表現するという部分が、クラブ側のサポーターに対する愛情と熱量が感じ取れるポイントの1つのように感じた。刺繍には仕上げるまでの時間と手間、また大量の糸を消費するためコストもかかるだろうと予測するからだ。
さらには、23年ぶりにプレミアリーグバッジが袖に追加されている。筆者がこっそりと注目しているクラブだ。
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