ベンフィカが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー(28)の獲得を決定的なものにしたようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。
2017年1月にボルフスブルクからPSGへ加入したドラクスラーは、公式戦通算198試合に出場して26ゴール41アシストを記録するなど、クラブの複数タイトル獲得に貢献。だが、近年は出番が限られており、クリストフ・ガルティエ新監督体制では構想外となっている。
昨夏に2024年夏まで契約延長をしたものの、今夏の移籍が既定路線となっているドラクスラーに関して、PSGとベンフィカはレンタル移籍で基本合意に達した模様。同選手はすにでポルトガル入りしており、メディカルチェック後に契約書にサインするようだ。
なお、ベンフィカは今夏にドラクスラーと主戦場が同じフランクフルトの日本代表MF鎌田大地の獲得に動いたと報じられているが、オリバー・グラスナー監督は「ここ数日間、彼とはたくさん話をしたし、彼は間違いなくチームに残るだろう」と残留することを強調している。
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