スポルティングCPは27日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)第4節で昇格組シャヴェス相手に敗戦。途中出場の日本代表MF守田英正(27)をはじめ多くの選手が現地メディアから酷評されている。
スポルティングCPは今月8日のプリメイラリーガ開幕節・SCブラガ戦で3-3と引き分け。第2節・リオ・アヴェ戦では勝利したものの、21日に行われたポルトとの直接対決では0-3と完敗。低調な滑り出しに一部から批判の声が上がっていた。
すると第4節・シャヴェス戦では0-0で後半に折り返すと、60分にウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(21)にかわって守田英正が出場してからわずか3分間で2失点。スポルティングCPはボール支配率74%、シュート22本と終始攻勢に出ていたが、相手の堅い守備を前にゴールを決められず0-2で敗れている。
スポルティングCPの専門紙『Leonino』は、「前半はシャヴェスにチャンスを与えなかったが、後半になるとすべてが変わった。ウガルテの途中交代が命取りとなった」
「攻撃面ではクロスを多用したが、シャヴェスのゴールを脅かすことはほとんどなかった。ペナルティエリア内にターゲットの基準がなければ、クロスは相手ディフェンダーにとって無害である」と、昇格組相手に歴史的敗北を喫したスポルティングCPを酷評。
守田英正を含む3選手に10点満点中4点と最低評価を与えたほか、同選手については「60分にモリタがウガルテにかわって出場した後、スポルティングCPは完全に中盤の制御を失った。シャヴェスはそのアドバンテージを生かし、アルヴァラーデ(スポルティングCPのホームスタジアム)に歴史を刻んだ」と綴っている。
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