シント=トロイデンVV(STVV)は日本代表FW林大地(25)の負傷離脱をうけて、元日本代表FW岡崎慎司(36)の獲得に踏み切っていた。しかし林大地の離脱期間は当初の予想よりも大幅に短縮されるようだ。26日、ベルギー紙『Het Belang Van Limburg』が伝えている。
東京五輪出場の経験を持つ林大地は、昨季途中からFW原大智(23)とともに前線2トップの一角でレギュラーに定着。今季も開幕から2試合つづけてゴールをあげるなど、絶対的ストライカーとして周囲から期待を寄せられていた。
そんな林大地は、今月14日のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第4節・アンデルレヒト戦で相手選手と接触した際に負傷し、前半40分で途中交代。『Het Belang Van Limburg』は試合翌日に「アンデルレヒト戦でハーフタイム前に足首を捻挫した林大地は、数週間の離脱が見込まれる。彼は左足首の靭帯を痛めており、現在松葉杖をついている。今週末にMRI検査を受ける予定だ」と伝えていた。
そして今月19日には同選手の離脱期間が6週間と伝えられると、STVVは岡崎慎司を獲得。岡崎慎司は20日の第5節・KVオーステンデ戦でフル出場し、勝利に貢献していた。
しかし『Het Belang Van Limburg』は26日、林大地が25日にトレーニングに復帰したと報道。「林大地の左足は、奇跡的に早く治った。金曜日にトレーニングを消化すれば、KVメヘレン戦ではすでに中心選手として活躍できるかもしれない」と見解を示している。
STVVのベルント・ホラーバッハ監督が、28日の第6節・KVメヘレン戦で林大地をベンチ入りさせるか注目が集まる。
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