MF渡井理己(23)は先月、明治安田生命J2リーグの徳島ヴォルティスからボアヴィスタへレンタル移籍。ボアヴィスタの選手登録禁止処分により公式戦欠場が続いていたが、21日のリーグ戦でようやくデビューを果たした。
渡井理己は徳島ヴォルティスの中心選手として活躍すると、先月13日にボアヴィスタへのレンタル移籍が正式決定。20日の練習試合・ボアヴィスタU19戦でデビューしてゴールをあげると、その後もプレシーズンマッチ2試合でピッチに立っていた。
しかしプリメイラリーガ(ポルトガル1部)では、開幕節から2試合つづけてベンチ外に。ボアヴィスタが元所属選手であるフランス代表DFアディル・ラミ(36)に対して20万ユーロ(約2700万円)の負債を抱えていることにより、国際サッカー連盟(FIFA)から新加入選手のリーグ登録禁止処分を受けていると、ポルトガル紙『ア・ボーラ』が伝えていた。
ただ今月17日になって『ア・ボーラ』は「新加入選手をリーグ登録するための障害は取り除かれた」と報道。20日までに新加入選手全員のリーグ登録手続きが完了していた。
そして渡井理己は、21日のプリメイラリーガ第3節・カーサ・ピアAC戦で80分に途中出場。元アビスパ福岡MF邦本宜裕(24)が77分で途中交代となったため、日本人選手がピッチ上で直接対峙することはなかった。
なお邦本宜裕は先発出場すると、66分に自陣からのロングフィードで追加点をアシスト。カーサ・ピアACがボアヴィスタを2-0で下している。
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