浦和レッズ所属のデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)がJリーグ挑戦の理由を明かすとともに、Jリーグへの過小評価に反論した。18日、『The Asian Games』が同選手のコメントを伝えている。
ユンカーはFKボデ/グリムト在籍時の2020シーズンに、エリテセリエン(ノルウェー1部)で27ゴール11アシストをあげるなど、絶対的ストライカーとして活躍。昨年4月にFKボデ/グリムトから浦和レッズへ完全移籍している。
そして来日1年目の2021シーズンはグロインペイン症候群に悩まされたものの、リーグ戦15試合の先発出場で9ゴールをマーク。しかし今季はコンディション不良に悩まされており、ここまでリーグ戦25試合中9試合の先発出場にとどまっており、5得点と本来のパフォーマンスを発揮できていない。
そんなユンカーは今季ここまでの出来について「これまで何度か怪我をしたし、悪いサイクルに入るとリズムを作るのが難しくなる。ストライカーとして試合に出続けなければならない」
「今はコンディションもいいし、プレーしたいね。ストライカーとしてプレーできると思っていても、それを決めるのは自分ではないから(現状に対して)もどかしさを感じているんだ」と、自身の胸の内を明かしている。
またJリーグ挑戦を決めた理由を聞かれると「プロとしてのキャリアをスタートしたのは、20歳か21歳と少し遅かった。だけど、アジアに来て自分のコンフォートゾーンから抜け出したいとずっと思っていたのさ」とコメント。
「デンマークの人たちはみんな、僕がお金のために行っただけで、Jリーグのレベルはとても低いと思っている。なぜ36歳くらいまで待たなかったのかと思っているんだ。彼らは(Jリーグに関する)知識もないのに自分たちの意見を言うだけなのさ」とデンマークでのJリーグに対する見方に反発している。
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