明治安田生命J2リーグの横浜FCを退団したブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウ(25)は、母国クラブからオファーが届いていることを明かした。3日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
ヴィゼウはセリエA(イタリア1部)のウディネーゼで出番が限られると、2020年10月にブラジル1部セアラーSCへレンタル移籍。ただセアラーSCでも出場機会を確保できず、昨年7月に横浜FCへレンタル移籍していた。
その横浜FCでは、2021シーズンにJ1リーグで13試合に出場。今季はJ2リーグ開幕から7試合つづけてプレーしていたが、4月23日の第11節・栃木SC戦以降は全試合でメンバー外に。先月末をもってレンタル期間満了により、横浜FCを退団していた。
イタリアメディア『トゥット・ウディネーゼ』が先月19日、ヴィゼウがレンタル元のウディネーゼと来年6月まで契約を残しているものの、2022/23シーズンの構想から外れていると報道。セリエ(イタリア2部)チッタデッラからの関心を伝えていた。
その中、ヴィゼウ本人は『グローボ』のインタビューで「ブラジルのクラブからいくつかのオファーが届いているよ。とても興味深いし、内容を評価している。でも今のところは、ウディネーゼでのプレーに集中しているよ」とコメント。母国復帰の可能性があることを明かしている。
また『グローボ』は同選手とウディネーゼの契約内容について「他クラブからのオファーがあった場合の退団条項が盛り込まれている」と伝えている。ウディネーゼが今月6日にコッパ・イタリア1回戦を控える中、ヴィゼウの去就は依然として白紙状態である。
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