
明治安田生命J2リーグの横浜FCは、ブラジル3部ECヴィトーリアからブラジル人DFマテウス・ソウザ・モラセス(21)をレンタルにより獲得することがほぼ確実であるようだ。29日、ブラジルメディア『Bahia Noticias』が伝えている。
センターバックを本職とする左利きのマテウスは、2020年にECヴィトーリアでプロデビュー。2021シーズンはブラジル2部で38試合中21試合に先発出場するなど頭角を現していた。そして今季もリーグ戦開幕から6試合つづけて先発出場していたが、5月下旬以降は一度もピッチに立っていないほか、直近3試合はベンチ外となっている。
そんなマテウスについて『Bahia Noticias』は25日、ウクライナ1部のFKコロス・コヴァリフカがレンタル移籍による同選手獲得に迫っていたと報道。すでにECヴィトーリアと合意に達していたものの、レンタル料の7万ユーロ(約980万円)の支払いが滞っていることから、交渉がストップしたと伝えられていた。
すると29日になって「ECヴィトーリアはマテウスのレンタル移籍で、横浜FCと合意に達した」と報道。レンタル料については触れていないものの、買い取りオプションの付帯を伝えている。
ただ一方で『Bahia Noticias』は「マテウスの日本入国予定日は未定だ。ビザの取得など、まだ法的な問題を解決する必要がある」と綴っている。
なお横浜FCの外国籍選手では、ブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウ(25)が今年6月末にレンタル移籍期間満了により退団している。J2リーグ第28節終了時点で首位に立つ横浜FCが、守備陣の補強に成功している。
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