KRCヘンク所属の日本代表FW伊東純也(29)は、今夏移籍の可能性が取りざたされている。その中、リーグアン(フランス1部)スタッド・ランスが同選手の獲得にむけて動いているようだ。27日、ベルギー紙『Het Nieuwsblad』が伝えている。
伊東純也はKRCヘンクの主力選手として活躍すると、昨年10月にクラブと2024年6月まで契約延長。今年4月下旬にはバイエル・レバークーゼンやボルシア・メンヒェングラートバッハからの関心が伝えられていたが、噂は立ち消えとなっていた。
またベルギー紙『Het Belang van Limburg』は今月23日、同選手が「今は特に、ヘンクで積み重ねてきたことに満足しています。だから、このクラブを去る必要はないですね」
「このクラブも環境や街が大好きなんです。(チーム内)競争のレベルは上がるかもしれませんけど、(メディアに)文句は言わせませんよ」とコメントを残したと報道。その上で「イトウは過去にバイエル・レバークーゼンへ移籍するとの噂があったが、それは具体的なものではなかった。しかし、彼は退団を完全に否定するつもりはないようだ」と見解を述べていた。
すると『Het Nieuwsblad』は、「スタッド・ランスは伊東純也を獲得するために、KRCヘンクとの交渉を開始した」と報道。スタッド・ランスは移籍金1000万ユーロ(約13億9000万円)を用意しているという。
スタッド・ランスは今夏の移籍ウィンドウで、U21フランス代表FWウーゴ・エキティケ(20)をパリ・サンジェルマンへ放出。エキティケの後釜候補は伊東純也、アーセナル所属FWフォラリン・バログン(21)、スポルティングCP所属FWユセフ・ラマーリョ・シェルミティ(18)、ジェノア所属FWアレクサンデル・ブクサ(19)と伝えられていた。
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