明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)に、セリエA(イタリア1部)のクラブが関心を寄せていたようだ。23日、イタリアのラジオ局『Radio Bruno』が伝えている。
イニエスタはバルセロナでラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグなど数多くのタイトルを獲得。2018年5月にヴィッセル神戸へ加入すると、中心選手として2019シーズンの天皇杯優勝に大きく貢献している。また今季はここまでリーグ戦22試合中16試合に先発出場している。
そんなイニエスタは今季開幕前、スペインメディアのインタビューで「バルセロナは僕の家であり、あそこ以上に良いところはない。今はプレーのことをたくさん考えるのが好きだし、今の僕にとって一番魅力的なことだよ」とバルセロナ復帰の考えがあることを明かしていた。
またヴィッセル神戸がJ1残留争いを強いられていることもあり、すでに複数の海外メディアがバルセロナ復帰の可能性を伝えていた。
すると『Radio Bruno』はフィオレンティーナの情報に精通しているジャーナリストの話として「フィオレンティーナは今季のスタメンを完成させるために、質の高いミッドフィルダーを探し続けている」
「そのフィオレンティーナが最近、イニエスタの状況を探ろうとしたが、彼の高額年俸に怯えるにすぎなかった。だが、これはファンが想像力を働かせるような前触れだ」と報道。フィオレンティーナの同選手獲得断念を明かしたのだ。
なおイニエスタは昨年5月11日、ヴィッセル神戸との契約期間を2年間延長している。今月のJ1リーグ中断期間を利用して一時帰国している同選手は、今後どのタイミングで大きな決断を下すのだろうか。
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