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伊東純也が注目発言!「ヘンクを去る必要は…」去就不透明と地元紙反応も

伊東純也 写真:Getty Images

 KRCヘンク所属の日本代表FW伊東純也(29)は以前から今夏移籍が噂される中、自身の去就について語った。23日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が同選手のコメントを伝えている。

 伊東純也は2019年2月に明治安田生命J1リーグの柏レイソルからKRCヘンクへ移籍。直近3シーズンにわたり右ウイングでレギュラーを張る中、昨季もジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のほぼ全試合で先発出場し、8ゴール15アシストをマークしていた。

 そんな伊東純也は昨年10月にKRCヘンクと2024年6月までの新契約を締結。しかし、今年4月下旬にバイエル・レバークーゼンやボルシア・メンヒェングラートバッハからの関心が伝えられている。

 またベルギーメディア『VOETBAL』も「イトウは29歳という年齢でさらなるステップアップの最後のチャンスが到来している。ヘンクが高額な移籍金を手にすることができるのも、これが最後となる。彼は良いオファーが届いた場合、残留するかどうかは未知数である」と、同選手の今夏退団を予想。ただ今月下旬の時点で、他クラブからのオファーの有無について報じられていない。

 その中、伊東純也は『Het Belang van Limburg』のインタビューに対応。自身の去就について質問を受けると「今は特に、ヘンクで積み重ねてきたことに満足しています。だから、このクラブを去る必要はないですね」

 「このクラブも環境や街が大好きなんです。(チーム内)競争のレベルは上がるかもしれませんけど、(メディアに)文句は言わせませんよ」と今夏残留の可能性があることを明かしている。

 ただ一方で『Het Belang van Limburg』は同選手のコメントをうけて「イトウは過去にバイエル・レバークーゼンへ移籍するとの噂があったが、それは具体的なものではなかった。しかし、彼は退団を完全に否定するつもりはないようだ」と主張。依然として去就不透明という見解を示した。

 なおKRCヘンクは24日、ジュピラー・プロ・リーグ開幕節・クラブ・ブルッヘ戦を控えている。今季もKRCヘンクの主力選手として活躍が期待される中、果たして伊東純也に他クラブからオファーは届くのだろうか。