日本代表・海外組 海外日本人選手

前田大然は阪神ファンだった!「幼少期からCLへ憧れは?」に驚きの回答も

前田大然 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW前田大然(24)が、幼少期の過ごし方やサッカーとの向き合い方について語った。17日、英紙『ザ・ヘラルド』が同選手のコメントを伝えている。

 大阪府太子町出身の前田大然は、中学卒業とともに地元を離れて山梨学院高校へ進学。高校卒業後に松本山雅へ加入すると、水戸ホーリーホック、CSマリティモ、横浜F・マリノスをへて昨年12月にセルティックへ移籍。自身2度目の海外挑戦でいきなりレギュラーをつかむとともに、2021/22シーズンのリーグ優勝に大きく貢献していた。

 そんな前田大然は『ザ・ヘラルド』のインタビューに対応。セルティックが今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場することもあり「幼い時からCLを見ていたか、CLへの憧れはあったか」と質問を受けると、「全然ないですね。テレビでサッカーの試合は見ませんね。野球しか見ないです」

 「なぜ、サッカーを見ないのか?休みの日にサッカーのことを考えたくないからです。スイッチを切って、すべてシャットダウンしたいですし、その切り替えがとても大事だと思いますね」とコメント。野球観戦を楽しんでいたことを明かしている。

 さらに同選手は「大阪出身なので、阪神ファンです。若い頃は野球をやっていましたが、サッカーの方が楽しかったので、この道に進みました。野球で得意だったことは守備ですね」と、阪神タイガースを応援していたことを告白している。

 この前田大然のコメントを受けて、『ザ・ヘラルド』は「マエダはプロサッカー選手としてのプレッシャーから逃れるべく野球観戦をする。彼にとって、野球は今でも大切なスポーツだ」と総括している。

 前田大然は先月、古巣・松本山雅の練習に参加。今月上旬にセルティックのプレシーズンに合流しており、2022/23シーズン開幕前の練習試合でもプレーしている。日本代表活動への参加によりオフシーズンはやや短かったが、それでも日本国内でリフレッシュできたことだろう。