札幌退団・檀崎竜孔がプレミアクラブと対戦へ！豪州復帰初戦で強豪と激突

　明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は今月9日、MF檀崎竜孔（22）が豪州1部ブリスベン・ロアーへ期限付き移籍すると公式発表。その檀崎竜孔の復帰初戦は、プレミアリーグ所属クラブとの一戦になるようだ。

　檀崎竜孔は高卒2年目の2020シーズンにポジション争いでおくれをとると、2020年11月にブリスベン・ロアーへレンタル移籍。豪州1部リーグでは、公式戦24試合に先発出場し9ゴール1アシストと結果を残していたが、昨年6月にレンタル期間満了により退団していた。

　その後はジェフユナイテッド市原・千葉へレンタル移籍するものの、大半の公式戦でベンチ外に。昨季終了後に北海道コンサドーレ札幌へ復帰したが、今季もYBCルヴァンカップ・グループステージ5試合、天皇杯2試合の出場にとどまっていた。

　すると北海道コンサドーレ札幌は、檀崎竜孔がブリズベン・ロアーへ再びレンタル移籍すると発表。ブリズベン・ロアーは10日、檀崎竜孔がチームに合流したことを公式発表したほか、14日にはトレーニングに励む同選手の様子を公式ツイッターアカウントにて公開している。

　ブリズベン・ロアーはプレシーズンマッチの一環として、14日にリーズ・ユナイテッドと対戦。20日にはアストン・ヴィラと激突する。

　豪州紙『オーストラリアン』は14日、檀崎竜孔について「14日の試合に出場する予定だ」と報道。ブリズベン・ロアー復帰初戦でいきなりプレミアリーグ所属クラブを相手にするようだ。

　なおブリズベン・ロアーはクラブ公式サイトを通じて「ダンザキを6ヶ月間のレンタル移籍で獲得し、将来的には正式に契約を結ぶ予定だ」と発表。レンタル期間満了後に完全移籍へ移行することを明らかにしていることから、北海道コンサドーレ札幌退団が既定路線とみられる。