鹿島ピトゥカに電撃退団の可能性が！「クラブに不満」と海外報道

　明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するブラジル人MFディエゴ・ピトゥカ（29）に、今夏退団の可能性があるようだ。12日、ブラジルメディア『TV Cultura Litoral』が伝えている。

　ピトゥカは昨年1月、ブラジル1部サントスから鹿島アントラーズへ完全移籍。来日1年目の昨季は、シーズン途中から中盤センターのレギュラーに定着。J1リーグでは21試合に先発出場していた。

　そして今季も開幕からリーグ戦4試合つづけてフル出場していたが、4月2日のJ1リーグ第6節・清水エスパルス戦で途中交代直後にペットボトルをスタンドにむかって蹴り飛ばし一発退場。4月開催の公式戦全試合でベンチ外となっていたが、出場停止処分明け以降は再び中盤センターでレギュラーを張っていた。

　そんなピトゥカは今月10日のJ1リーグ第21節・北海道コンサドーレ札幌戦でもフル出場。しかし『TV Cultura Litoral』の報道によると、選手本人はクラブ内で起こった複数の出来事に対して不満を抱いているとのこと。同選手の代理人は昨日、問題解決のために来日したという。

　くわえてサントスがピトゥカの動向を注視している模様。同選手は鹿島アントラーズ移籍決定直後から再三にわたり、母国メディアのインタビューでサントス復帰への思いを語っている。

　鹿島アントラーズは13日に天皇杯4回戦・ガンバ大阪戦に臨むほか、16日にはJ1リーグ第22節・ヴィッセル神戸を控えている。ピトゥカの周辺で不穏な空気が流れる中、同選手がメンバー入りするか注目が集まる。