シント=トロイデンVV(STVV)所属の元日本代表MF香川真司(33)が、ボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッド所属時と現在の練習量を比較した。5日、ベルギー紙『Het Belang Van Limburg』が伝えている。
香川真司はかつてドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでリーグ優勝を経験。ベシクタシュやレアル・サラゴサ、PAOKをへて、今年1月からSTVVに在籍している。
また同選手は2021/22シーズン終了後、古巣・セレッソ大阪のトレーニングに参加するなど日本国内で調整。先月上旬以降はSTVVのプレシーズントレーニングに参加しており、練習試合でゴールを決めるなど開幕戦スタメン出場にむけてアピールを続けている。
そんな香川真司は、『Het Belang Van Limburg』のインタビューに対応。STVVでの充実度を聞かれると「STVVでは、ほぼ毎日2回トレーニングをしています。それもフルなので、毎晩8時にはベッドで寝ていますね」と豊富な練習量に言及。
つづけて「マンチェスター・ユナイテッドでは経験したことがないですし、ドルトムントの(ユルゲン・)クロップ監督のもとでも、こんなことは無かったです。ホラーバッハのやり方は、明らかにクロップとは違いますね」と、STVV率いるベルント・ホラーバッハ監督の指導法について語っている。
さらに自身の今後については「サッカーの世界では何でも起こり得ますけど、僕自身はSTVVに集中しています。このクラブで開幕から1シーズン通して戦いたいですね。できればケガもなく、万全の体制でやれたらと思っています。そうすれば、このクラブにたくさん貢献できます」とSTVVでの戦いに集中していることを強調。
そして「オーナーは僕を獲得するために遠くまで足を運んでくれたのですから、ここで何かを証明したいですね」と、立石敬之CEO(最高経営責任者)らクラブ幹部に対する恩返しを誓った。
なおSTVVは香川真司のデビュー以降、リーグ戦で6勝2分と無敗で2021/22シーズンを終えていた。欧州での実績十分であるだけに、引き続きチーム全体に好影響を与えることが期待される。
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