明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは今月1日、日本代表FW上田綺世(23)がジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)サークル・ブルッヘへ完全移籍することにより、クラブ間合意に達したと公式発表している。その上田綺世の現状をベルギーメディア『VOETBAL』が4日に伝えている。
上田綺世の去就については、スイス1部バーゼル、ブンデスリーガ(ドイツ1部)SCフライブルクやシャルケ、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)スポルティングCPからの関心が伝えられていた。その中、サークル・ブルッヘは今月1日、上田綺世と2026年6月までの4年契約を結んだと公式発表。同選手は今月2日のJ1リーグ第19節・柏レイソル戦でベンチ外となっていた。
するとサークル・ブルッヘは4日、上田綺世がメディカルチェックを通過したと公式発表。『VOETBAL』の報道によると、同選手は労働許可証が発行を待っている段階であり、契約書へのサインをしていないほか、トレーニングにも参加していないという。
またベルギー国内の複数メディアは、サークル・ブルッヘの支払う移籍金が100万ユーロ(約1億4000万円)と伝えている。
なお、上田綺世は今季ここまでJ1リーグほぼ全試合でスタメン出場。先月29日の第16節・FC東京戦で今季リーグ10得点目をあげ、2020年から3シーズンつづけて2桁ゴールをマークしていた。また日本代表では、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合に出場したほか、今月10日のキリンカップサッカー2022・ガーナ戦でもプレーしていた。
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