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川崎チャナティップがC大阪チャウワットに金言「Jリーグに慣れるには…」

チャナティップ・ソングラシン 写真:Getty Images

 川崎フロンターレ所属のタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)が2日、明治安田生命J1リーグ第19節・セレッソ大阪戦で先発出場。試合後には、セレッソ大阪の新戦力であるタイ代表MFチャウワット・ビラチャード(25)にアドバイスを送ったようだ。2日、タイメディア『デイリーニュース』が伝えている。

 チャウワットは2018年、タイ1部バンコク・グラス(現BGパトゥム・ユナイテッド)からセレッソ大阪へ期限付き移籍したものの、わずか1年で退団。それでもBGパトゥム・ユナイテッドで主力選手として活躍すると、先月1日に2度目となるセレッソ大阪への期限付き移籍が正式決定。先月25日に来日していた。

 そんなチャウワットはセレッソ大阪でトレーニングに励んでいるが、Jリーグの選手追加登録が7月15日であるため、川崎フロンターレ戦ではベンチ外となっていた。その一方でチャナティップは80分までプレー。ゴールに絡むことはできず、川崎フロンターレも後半アディショナルタイムに失点して1-2で敗れている。

 チャナティップはチャウワットとの会話内容について聞かれると、「彼からは(Jリーグに)慣れるための方法を聞かれたね。より強度の高いサッカー(に慣れるため)の練習をしないといけない。時間をかけて調整するようにアドバイスをしたよ」とコメント。

 また、チャウワットの性格について「彼はそこまでたくさん話さない。静かな人間だよ。僕が知っている限りでは、静かだね」と語っている。

 前回のJリーグ挑戦では、トップチームでは出場機会がなく、J3リーグ14試合の出場に終わったチャウワット。日本で成功を収めているチャナティップの言葉は、チャウワット本人にとって大きな励みになっているはずだ。