明治安田生命J1リーグ第18節・ガンバ大阪対浦和レッズが2日、パナソニックスタジアム吹田で開催された。しかし、浦和レッズサポーターが再び「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に反する声出し応援を行っていたようだ。
Jリーグ公式戦をはじめ日本国内のプロスポーツでは新型コロナウイルス感染拡大を受けて、今もなお声を出す応援行為が禁止されている。しかし、Jリーグは先月から声出し応援の段階的解禁の一環として、一部試合で運営検証を行うと発表。先月11日のYBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦・鹿島アントラーズ対アビスパ福岡を皮切りに、一部試合で「声出し応援エリア」の導入を決めている。
一方で浦和レッズサポーターは運営検証実施前から、再三にわたり声出し応援やブーイングを敢行。先月22日の天皇杯3回戦・ザスパクサツ群馬戦でも試合後にブーイングを行うと、他クラブのサポーターから浦和レッズサポーターに対する批判が沸き起こっていた。
するとガンバ大阪戦と思われる試合で、浦和レッズサポーターがチャントを熱唱したり、試合後に選手にブーイングを浴びせる時の様子がツイッター上で拡散。この試合では「声出し応援エリア」が導入されておらず、再びルール違反を犯したとみられる。
それだけにSNSユーザーからは「勝手に声出し応援解禁するなよ!」、「浦和おかしいだろ」と、再び浦和レッズサポーターに対する批判が殺到。「そろそろ浦和に勝ち点剥奪処分を!」、「なぜ浦和に処分が下されないんだ」とJリーグに対して浦和レッズへの処分を求めるコメントも寄せられている。
なおJリーグは先月30日、声出し応援の運営検証対象試合の追加を発表。ただ、浦和レッズ戦は依然として対象試合に含まれていない。浦和レッズサポーターによるルール違反が後を絶たない中、Jリーグが浦和レッズに対して厳罰を科すか注目が集まる。
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