U23ユベントス所属のU21イタリア代表ファビオ・ミレッティ(18)は今年5月1日、トップチーム初スタメンで好パフォーマンス披露している。そんなミレッティが高校生最後の夏の予定を明かした。28日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
ミレッティは2019/20シーズンのカンピオナート・ナツィオナーレ(U17-セリエA)17試合の出場で16ゴールをマークすると、昨年2月13日に17歳ながらもU23ユベントスでプロデビュー。劇的な成長を遂げると、現在はU23ユベントスのキャプテンも務めている。
また、昨年12月8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節・マルメ戦でトップチームデビューを果たすと、今年3月20日のサレルニターナ戦でセリエA初出場。5月1日のベネツィア戦では初めてスタメンに抜てきされると、自らのパスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(35)の先制ゴールをお膳立て。79分までプレーし、サポーターから称賛を浴びていた。
そして試合後の会見では「アッレグリ監督は、技術的な面だけでなく、守備面でも取り組むべき多くのアイデアを僕に与えて、どれほど重要かを理解させてくれる。トップチームでの初先発? (子供の頃からの)憧れのクラブでのプレーに、言葉では表せない感情だよ」と語っていた。
そんなミレッティは、『トゥットスポルト』のインタビューでこの夏の予定を聞かれると「7月5日に筆記試験(高校卒業試験の1つ)が始まるので、テキストを持って来た、ムラッツィ、トゥリッキアと3人で一緒に復習する。夏休み?行けるかわからない。次のワールドカップ(U19欧州選手権)、次に卒業試験、そして次のシーズンへの合宿がある」と答えている。
今年1月に契約更新した同選手はベネツィア戦後、マッシミリアーノ・アッレグリ監督から「落ち着いていてベテランの雰囲気」と評されると、2試合つづけてスタメンで起用されている。18歳ですでに高い評価を得ている中、2022/23シーズン開幕戦をどこで迎えるか期待と注目を集めている。
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