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板倉滉退団も…シャルケが元京都・上月壮一郎の獲得間近か

上月壮一郎 写真:Getty Images

 シャルケは日本代表DF板倉滉(25)をレンタル期間満了により放出したが、かつて京都サンガでプレーしていたMF上月壮一郎(21)を獲得する可能性があるようだ。26日、ドイツメディア『WAZ』が伝えている。

 上月壮一郎は2019年に京都サンガのトップチームに昇格したが、2021シーズンに公式戦4試合の出場にとどまると、昨年12月7日に契約満了により退団。しばらく無所属状態となっていたが、今年2月10日にオーバーリーガ(ドイツ5部相当)のFCデューレンに加入していた。

 そのFCデューレンでは、主力選手として活躍。シーズン途中での加入ながらもリーグ戦11試合に出場して5ゴール5アシストをマーク。リーグ優勝、およびレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部)への昇格に大きく貢献していた。

 そんな上月壮一郎は現在、シャルケU23チームにテスト生として参加しているとのこと。25日の練習試合・SVメッペン戦(ドイツ3部)では後半からピッチに立っており、チームの勝利に貢献したという。

 また、シャルケU23の監督は『WAZ』のインタビューで「コウズキはここ数日、我々と一緒に練習している。彼が試合に出られるのは嬉しいことだ」と上月壮一郎について言及。『WAZ』も「29日に行われる練習試合にむけて、すでに次のテストが始まっている。コウズキがメンバーに入るかどうかは、次のトレーニングセッション次第だ」と同選手の現状を説明している。

 なお『WAZ』の報道によると、上月壮一郎とFCデューレンの契約は今月末に満了を迎える。京都サンガから契約満了を告げられ海外に新天地を求めたが、果たしてシャルケへのステップアップ移籍は実現するのだろうか。