明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、以前から古巣復帰が噂されている。その中、ブラジルメディア『Revista Colorada』が21日、同選手と川崎フロンターレの契約内容について報じた。
ダミアンは昨年、UAEや米国・メジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブからのオファーが伝えられる中、川崎フロンターレと契約更新で合意。今季はここまでJ1リーグで13試合に先発出場しているが、3ゴールと本来のパフォーマンスはやや影を潜めている。
そんなダミアンと川崎フロンターレの契約期間は、ブラジル国内の複数メディアが2022シーズン終了後までと報道。今夏以降にフリーでの獲得に向けた交渉が可能になると伝えられていた。またブラジルメディア『グローボ』は今月3日、ブラジル1部のSCインテルナシオナルが同選手の再獲得に向かう可能性を報じていた。
一方でダミアンの代理人は先月末、『Revista Colorada』のインタビューにて「今のところ(SCインテルナシオナルからの需要は)何もない。(ダミアンは)ただ川崎フロンターレで契約更新を行っただけだ」とコメントを残している。
『Revista Colorada』は今月21日にもレアンドロ・ダミアンの去就に関する記事を掲載。記事内では「レアンドロ・ダミアンは、すでに代理人が本誌の取材に対し、現時点では日本のサッカー界を離れてブラジルに戻ることはないと伝えているにもかかわらず、SCインテルナシオナル復帰が憶測され続けている」と綴られている。
くわえて同選手と川崎フロンターレの契約期間について「間違った情報が流れている」とした上で「代理人の話によると、レアンドロ・ダミアンの川崎フロンターレの契約は2023年末まで有効とのこと。したがって、彼が他のチームと事前契約を結ぶことができるのは、来年7月以降ということになる」と伝えている。
なお、ダミアンは今月18日の明治安田生命J1リーグ第17節・北海道コンサドーレ札幌戦でキャリア通算550試合出場を達成している。川崎フロンターレのJ1優勝に貢献している同選手は、もう少し長く日本でプレーするかもしれない。
コメントランキング