明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは今月7日、ブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマを率いていたゼ・リカルド氏の監督就任を発表。そのゼ・リカルド氏が11日までに来日したようだ。
清水エスパルスは今季序盤からリーグ戦で下位に低迷すると、先月30日に平岡宏章監督の解任を発表。今月1日の天皇杯2回戦・周南公立大学戦では篠田善之ヘッドコーチが暫定的に指揮していたが、7日になってゼ・リカルド氏の監督就任が正式決定している。
同氏は自身のインスタグラムアカウントを通じて清水エスパルスと2年契約を結んだことを告白。また、複数のブラジルメディアはヴァスコ・ダ・ガマのクレーベル・ドス・サントス前アシスタントコーチ、ファビオ・エイラス前フィジカルコーチも清水エスパルスで指導に当たると伝えていた。
その中、ブラジル紙『O DIA』のジャーナリストが日本時間11日22時30分ごろ、自身のツイッターアカウントでゼ・リカルド氏らが清水エスパルスのチームバスをバックに記念撮影する様子を投稿。すでに来日したものとみられ、今週にもチームに合流する可能性が考えられるほか、今月18日のJ1リーグ第17節・アビスパ福岡戦が同氏にとっての初陣になるようだ。
現在51歳のゼ・リカルド氏は、ブラジル1部のボタフォゴFRやフォルタレーザEC、カタール1部のカタールSCなど複数クラブを指揮。今年1月にヴァスコ・ダ・ガマの監督に就任すると、カンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)でベスト4入り。ブラジル2部リーグでは第10節終了時点で4勝6分、首位クルゼイロから7ポイント差の4位につけていたが、清水エスパルスからのオファーを受けて今月5日に辞任している。
コメントランキング