明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、古巣復帰へ近づいている可能性があるようだ。ブラジルメディア『グローボ』が報じた。
ダミアンは昨年、UAEや米国・メジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブからのオファーが伝えられる中、川崎フロンターレとの契約期間を2023年1月まで延長。川崎フロンターレ退団の噂に終止符を打ったかに思われた。
しかし、ブラジルメディア『Portal do Colorado』は先月中旬に「SCインテルナシオナルは、レアンドロ・ダミアン復帰の可能性を相談した」と報道。古巣復帰の噂がここにきて再燃している。
また、同選手は今季ここまでJ1リーグ16試合中13試合の出場でわずか3ゴールと、本来のパフォーマンスが影を潜めており、今季の不振ぶりが古巣復帰を後押しすると複数のブラジルメディアが見解を示している。
そしてブラジルメディア『グローボ』は今月3日、SCインテルナシオナルがダミアンの再獲得を検討していると報道。これによると、ブラジル人FWウェズレイ(25)がレンタル移籍早期打ち切りにより、SCインテルナシオナルからアストン・ビラに復帰する模様。ウェズレイの後釜としてダミアンが候補に挙がっているという。
さらにブラジルメディア『FUTEBOL INTERIOR』は「SCインテルナシオナルがレアンドロ・ダミアンの獲得に近い」と報道。ただ、選手サイドとSCインテルナシオナル幹部による交渉状況については一切触れていない。
一方で『Portal do Colorado』は先月31日、ダミアンの代理人とSCインテルナシオナル幹部の関係が悪化している可能性を主張。ダミアンの代理人はペルー代表FWパオロ・ゲレーロ(38)も顧客に持っているが、同選手はSCインテルナシオナルとの関係悪化で昨年10月に契約解除。ゲレーロの一件もあり、代理人がダミアンの古巣復帰を阻むと見解を示したのだ。
ブラジル国内でダミアンに関する報道が熱を帯びる中、選手サイドがどのような決断を下すのか注目が集まる。
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