スイス1部のFCシオンに所属するブラジル人MFアドリアン(27)には、Jリーグクラブが関心を寄せているようだ。30日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が報じている。
身長175cmで右利きのアドリアンは、セリエAのカリアリやプレミアリーグのリーズ・ユナイテッド、リーグアンのナントなど欧州クラブを渡り歩いている。また、FCシオンには2017年7月から在籍しているが、トルコ1部のカイセリスポルやブラジル2部のアヴァイFCへレンタル移籍。カイセリスポルやアヴァイFCでは出場機会に恵まれず、昨年7月にアヴァイFCからFCシオンに復帰していた。
ただ、2021/22シーズンもコンディション不良により開幕から出遅れると、リーグ戦で36試合中わずか8試合の出場に。契約満了により今年6月で退団するとみられている。
ブラジルメディア『BOLA VIP』の報道によると、ブラジル2部のスポルチ・レシフェがアドリアン獲得に向けて代理人にコンタクトをとった模様。同じくブラジル2部のクルゼイロやECバイーアも同選手に関心を寄せているという。
さらに『TORCEDORES』は「アドリアンにはサウジアラビアやカタール、UAE、日本、トルコのクラブが関心を寄せている」と報道。Jリーグクラブが今後、同選手の争奪戦に加わる可能性に言及している。
なお、アドリアンはトップ下やサイドなど前線の複数ポジションでプレーしている。また、2015/16シーズン終了後にナントを退団してからは、度重なる負傷離脱もあり出場機会が減少傾向にある。
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