FC東京・小川諒也、無償レンタルでポルトガル移籍！買取OP設定額は…

　プリメイラリーガ（ポルトガル1部）のヴィトーリア・ギマランエスは28日、明治安田生命J1リーグのFC東京から日本代表DF小川諒也（25）を1年レンタルにより獲得したと公式発表。公式サイトを通じて取引内容を明らかにしている。

　小川諒也の去就については、ヴィトーリア・ギマランエスが選手サイドと合意に達したとポルトガル紙『レコルド』が今月24日に報道。ポルトガル紙『O JOGO』も「オガワがFC東京との契約を終了する」と伝えていた。

　FC東京は28日午前に同選手のレンタル移籍を公式発表していたが、ヴィトーリア・ギマランエスも日本時間28日午後に声明を発表。レンタルが無料であり、100万ユーロ（約1億4000万円）の買い取りオプションが付帯されていることを明らかにしている。

　ヴィトーリア・ギマランエスは今季のプリメイラリーガで勝ち点48を獲得して6位で終了。来季にUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ・予選2回戦から出場することが決まっている。

　なお、小川諒也は2015年に流通経済大学付属柏高校からFC東京へ加入。2019年に元日本代表DF太田宏介（34）とのレギュラー争いを制すると、昨季はJ1リーグで30試合に出場。今季もここまでリーグ戦14試合中10試合に先発出場するなど、左サイドバックの主力選手としてチームを支えていた。