明治安田生命J2リーグの大宮アルディージャは20日、GK南雄太(42)の負傷離脱を公式発表している。今季中の復帰が絶望的と伝えられる中、横浜FC下部組織出身で大津高校サッカー部所属の息子によるツイートが話題を呼んでいる。
南雄太は今季ここまでリーグ戦16試合中15試合で先発出場。チームが下位に低迷する中でも頼れるベテラン守護神として活躍していたが、今月18日開催のJ2リーグ第15節延期分・いわてグルージャ盛岡戦で後半に負傷退場。クラブは同選手が右足アキレス腱断裂と診断され、19日に手術を行ったことを公式発表するとともに、復帰まで6カ月を要する見通しであることも明らかにしている。
その中、南雄太の息子であるGK南太童(17)が20日夜にツイッターを更新。「お父さんが怪我でサッカーできない分自分がいい情報を教えてあげれるようにお父さんの分まで死ぬ気でサッカーをする。またピッチに立っている姿を見れるのを1番期待してる!お互い頑張りましょ!」と大怪我を負った父親に対して励ましのメッセージを送ったのだ。
これには大宮アルディージャサポーターやJリーグファンから「お父さんの分までやってやれ!」、「応援しているよ!」と南太童に対する応援メッセージが寄せられているほか、「南家ファミリー最高!」、「良いお子さんだ」という声も上がっている。
南雄太は先月27日、J2リーグ第12節・ザスパクサツ群馬戦でのPKストップにより逆転勝利を演出。試合後に娘が「うちのお父さん本当にかっこいいんです!!!!!」と投稿すると、南雄太本人は試合翌日に「おい、はずいからやめなさい…」と反応したことで注目を集めていた。
日本国内の一部メディアによって今季中の復帰が厳しいと伝えられる中、42歳の鉄人はSNSにおける家族からのメッセージを力に変えることだろう。
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