明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー氏は、セルティックで成功を収めている。そんなポステコグルーが数年前からセルティックの監督候補にリストアップされていたことについて言及した。17日、英メディア『グラスゴーライブ』が伝えている。
ポステコグルーはオーストラリア代表をFIFAワールドカップ・ロシア大会出場に導くと、2018シーズンから横浜F・マリノスを指揮。2019シーズンのJ1リーグ優勝など様々な功績を残すと、昨年6月にスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のセルティック監督に就任している。
そしてセルティックでは日本代表FW古橋亨梧(27)やFW前田大然(24)らを擁する中、スコティッシュ・プレミアシップとスコティッシュリーグカップで優勝。欧州挑戦1年目でいきなり成功を収めて注目を集めている。
『グラスゴーライブ』の報道によると、セルティックは3年前から次期監督候補としてポステコグルーをリストアップしていたとのこと。横浜F・マリノス在籍期間での仕事ぶりが評価された格好だ。
これについてポステコグルー監督本人は「以前からセルティックのリストに自分の名前が載っているとは知らなかったんだ」とコメント。「私にとって大変だったのは、私のようにヨーロッパではほとんど見向きもされないようなリーグや国で仕事をしている人間が、どのようにしてヨーロッパで気づいてもらうかだった。幸運だったのは、シティグループの一員としてヨーロッパとつながりのある横浜F・マリノスにいたことだろう」と横浜F・マリノスで実績を積み重ねたことの持つ意味の大きさを語っている。
そして「運命の出会いもあった。ピーター・ローウェル(元セルティック最高経営責任者)やマーク・ローウェル(現セルティック幹部)との縁があり、今、私はここにいる。私のような者がこのような仕事をするには、ある種奇妙な状況が重ならないと実現しないんだ」とセルティックの経営陣に対して感謝の言葉を残した。
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