アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(25)は、今季終了後のリーズ・ユナイテッド移籍が噂されている。現地のジャーナリストからもリーズ・ユナイテッドに対して同選手の獲得を勧めている。
同選手は昨年8月にプレミアリーグ移籍が噂されていたが、正式なオファーが届かずフランクフルトに残留。今季はここまでブンデスリーガで32試合中30試合に出場して4ゴール2アシストをマーク。そしてUEFAヨーロッパリーグ(EL)はここまで11試合中10試合の先発出場で5ゴールと結果を残している。
そのUEFAヨーロッパリーグでは、先月14日開催の準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦では敵地カンプ・ノウで追加点をアシスト。そして先月28日の準決勝1stレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦でも決勝ゴールをあげるなど、チームの決勝進出の原動力となっている。
その鎌田大地については、先月末にセビージャからの関心が伝えられている。くわえて英メディア『フットボール・インサイダー』は「リーズ・ユナイテッドはEL準決勝セカンドレグでカマダの活躍を見るためにスカウトを送るクラブのひとつになる」と報道。欧州の舞台で活躍していることもあり、すでに複数クラブが関心を寄せているものとみられる。
その中、英メディア『GIVE ME SPORT』は14日、現地の移籍情報に精通しているディーン・ジョーンズ氏のコメントを紹介。ジョーン氏はリーズ・ユナイテッドに鎌田大地が必要な理由について「(レッドブル・ザルツブルク所属の)ブレンデン・アーロンソンとともにカマダがリーズ・ユナイテッドに加入すれば、チーム全体のクオリティを10倍に引き上げることができるだろう。それこそ、来シーズンに必要なことなんだ」
「リーズがプレミアリーグに残留した場合、ただ残留したことに安堵してわずかにアップグレードするだけではいけない。様々なポジションでかなり大幅なアップグレードが必要だ」とコメント。鎌田大地がチーム全体のレベルを引き上げる存在であると主張している。
ただ、リーズ・ユナイテッドは今季リーグ戦残り2試合となる中、2部降格圏内の18位に低迷。プレミアリーグ残留圏の17位バーンリーとは勝ち点34で並んでいるが、16位エバートンを含めた3クラブによる残留争いを強いられている。そのため、リーズ・ユナイテッドが鎌田大地の獲得に向かうかどうかは残留争いの行方に左右されるだろう。
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