明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)に依然としてブラジル国内の古巣クラブが関心を寄せているようだ。13日、ブラジルメディア『Portal do Colorado』が伝えている。
同選手は昨年にUAEや米国・メジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブからのオファーが伝えられる中、川崎フロンターレと新たに2023年1月までの1年契約を締結。今季はここまでリーグ戦11試合中9試合の先発出場で3ゴールをマーク。先月中旬から今月はじめにかけて行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区グループステージでは6試合中3試合でスタメンに抜てきされている。
そんなレアンドロ・ダミアンを巡っては、昨年からカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のSCインテルナシオナル復帰の可能性が頻繁に報じられている。ただ、選手サイドの意向については「現時点では、彼のプランにブラジルでのプレーは含まれておらず、川崎フロンターレでプレーを続けるはずだ。日本での契約が終了した時に初めて考え始めるだろう」と今年3月に伝えられていた。
その中、『Portal do Colorado』は「レアンドロ・ダミアンがインテルナシオナル復帰を視野に。近々入団するかもしれない」という見出しをうち「SCインテルナシオナルは、レアンドロ・ダミアン復帰の可能性を相談した」と報道。
SCインテルナシオナルの補強計画について「SCインテルナシオナルは、攻撃陣を強化するべく代替選手を求めて市場の動向を追い続けている。ストライカーの新戦力が必要であることを理解しており、(他のポジションよりも)優先順位を上げている」と伝えている。
そしてSCインテルナシオナルはレアンドロ・ダミアンの他にも、メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティで元日本代表MF久保裕也(28)とチームメイトのFWブレンネル(22)にも関心を寄せているという。
レアンドロ・ダミアンは2018年12月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのサントスから川崎フロンターレへ完全移籍。Jリーグ挑戦1年目から攻撃陣の中心選手として活躍し、これまで2度のJ1リーグ制覇に貢献。昨季はJ1リーグで23ゴールをあげて、J1得点王のタイトルを獲得した。これまで川崎フロンターレでのプレーにこだわってきた同選手が、どのタイミングで古巣復帰を決断するのか注目が集まる。
コメントランキング