サッカー日本代表と対戦経験のあるブラジル代表DFジェメルソン(29)に、Jリーグクラブからオファーが届いているようだ。9日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が伝えている。
身長184cmで右利きの同選手はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロでプロキャリアをスタートすると、2016年1月にリーグアン(フランス1部)のASモナコへ完全移籍。2016/17シーズンにはセンターバックの主力選手としてリーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4入りに大きく貢献していた。
ただ2020年1月以降にリーグ戦全試合でメンバー外となると、2020年11月にコリンチャンスへ完全移籍する。コリンチャンス退団後はおよそ3カ月間にわたり無所属状態となっていたが、昨年10月にリーグアンのメスへ加入。メスではここまでリーグ戦15試合で先発出場していたが、先月29日に個人的な事情により双方合意のもと契約解除していた。
そんなジェメルソンの去就を巡っては、今年2月の時点でブラジル1部のボタフォゴFRが同選手獲得にむけてメス幹部との交渉を行っていると伝えられていた。
『TORCEDORES』は同選手の現状について「フリーとなったジェメルソンには、ボタフォゴFRからオファーが届いている。移籍金がゼロであるほか、ジェメルソンが経験豊富なディフェンダーであることから、ボタフォゴFRは獲得を望んでいるはずだ。ただ、現時点ではクラブ幹部が(同選手獲得の可能性を)分析している段階であり、ルイス・カストロ監督の承認を得る必要がある」と伝えている。
その上で「ジェメルソンにはスペイン、イタリア、ポルトガル、アメリカ、メキシコ、日本のクラブからもオファーが届いている」と報道。ジェメルソンの争奪戦にJリーグクラブも加わっていることを明かしているのだ。
なお、ジェメルソンは2017年6月の国際親善試合・オーストラリア戦でブラジル代表デビュー。2017年11月の国際親善試合・日本戦ではフル出場して勝利に貢献しているが、この試合を最後にブラジル代表戦での出場から遠ざかっている。
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