Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMが3億円ゲットか!前田大然がセルティック完全移籍示唆「他の日本人と一緒に…」

前田大然 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは昨年12月、日本代表FW前田大然(24)をセルティックへ買い取り義務付きのレンタル移籍により放出している。その前田大然が完全移籍する見通しであることから、新たに3億円近くの収入を得るようだ。8日、英紙『デイリーレコード』が報じている。

 同選手は昨季の明治安田生命J1リーグで得点王に輝くと、昨年12月31日にセルティックへ移籍。1月16日のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューし、いきなり移籍後初ゴールをマークしている。また、今月7日開催の優勝プレーオフ第3節・ハーツ戦でもゴールを決めて勝利に貢献。セルティックでここまで公式戦14試合に出場して6ゴール2アシストと結果を残している。

 そんな前田大然は現地メディアの取材で「私は昨年のはじめから日本でプレーしています。今シーズンが終わったら、来シーズンに向けて十分な休養を取らなければいけないですね」

 「来シーズンはベストの状態で臨みたいと思いますが、まずは休みたいですね。(古橋亨梧や井手口陽介、旗手怜央とともに)日本人選手として一緒にここでプレーし、さらにパワーアップしたいと思っています」とコメント。来季もセルティックでプレーすることが既定路線であることを明かしたという。

 そして英紙『スコティッシュ・サン』の報道によると、セルティックは同選手の買い取り義務が発生した場合、横浜F・マリノスに対して200万ユーロ(約2億8000万円)を支払うようだ。

 なお、セルティックはハーツ戦での勝利によりリーグ優勝に王手をかけている。アンジェ・ポステコグルー監督と再会した前田大然は本来のパフォーマンスを発揮したことにより、古巣の財政面にプラス材料をもたらすことになりそうだ。