元徳島ヴォルティスのイタリア人MFクリスティアン・バトッキオ(30)は今年3月末にリーガMX(メキシコ1部)のウニベルシダ・ナシオナル(UNAMプーマス)を退団。現在は無所属となっているが、イタリア国内の複数クラブが移籍先候補に挙がっているようだ。7日、イタリアメディア『Tutto C』が伝えている。
同選手は昨年7月に徳島ヴォルティスを退団してUNAMプーマスに加入。2021/22シーズンのリーガMX前期では17試合中13試合でピッチに立ったものの、先発出場は5試合にとどまっていた。そして1月11日に開幕したリーガMX後期では10試合中6試合でベンチ外に。3月下旬の練習試合後にはサポーターがバトッキオ退団を求める抗議活動を行うと、UNAMプーマスは3月30日にバトッキオが個人的な理由により退団したと公式発表している。
そんなバトッキオの去就については、セリエB(イタリア2部)のポルデノーネ・カルチョからの関心をイタリアメディア『LA CASA DI C』が先月下旬に報道。同選手の代理人もイタリアメディアのインタビューで母国復帰の可能性があることを認めていた。
その中、『Tutto C』はセリエC(イタリア3部)・ジローネA(北部地区)のFCズュートティロールもバトッキオの移籍先候補に挙がっていると報道。FCズュートティロールは今季ジローネAで優勝。現在はセリエB昇格プレーオフを戦っている。
なおイタリアメディア『Calcio WEB』の報道によると、バトッキオの代理人はUNAMプーマス退団の理由について「プーマスを退団した理由は様々だが、今回の場合は(選手とクラブ側の)利害や今後の方向性が一致しなかった」と説明している。
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