
日本代表元監督のバヒド・ハリルホジッチ氏はモロッコ代表をFIFAワールドカップ・カタール大会出場に導いたが、監督解任は決定的と伝えられている。その中、本人が解任報道に再び言及した。22日、クロアチアメディア『Dnevnik Nove TV』が報じている。
同氏は日本代表の監督解任後、2019年8月にモロッコ代表監督に就任。グループステージ方式によるカタールW杯アフリカ2次予選でスーダン、ギニアビサウ、ギニアを相手に6戦全勝でホームアンドアウェイ方式の最終予選に進むと、コンゴ民主共和国代表相手に1勝1分として、W杯本大会出場を決めていた。
一方、ハリルホジッチ氏は日本代表監督時代にも一部選手との確執が噂されていたほか、モロッコ代表でもチェルシー所属MFハキム・ツィエク(29)やアヤックス所属DFノゼア・マズラウィ(24)を代表チームから追放。同監督の強硬なやり方にモロッコ国内から批判の声が上がっていた。
また、王立モロッコサッカー連盟(FRMF)代表でFIFA理事でもあるファウジ・レキア氏は今月上旬、モロッコ国内メディアのインタビューで「ツィエクとマズラウィが代表チームへ復帰できるようにするために、解決すべき、解決する予定の問題が進行中である」とコメント。W杯前のハリルホジッチ監督解任を視野に入れていることを明かしていた。
その中、クロアチアメディア『net』は今月20日に「ハリルホジッチは今月末にも解任となる。FRMFは5月1日をもってハリルホジッチとの契約を解消する」と報道。モロッコ国外に滞在していることにふれた上で「モロッコの労働法によれば、外国人労働者にあたるハリルホジッチについては、本人の目の前でしか解雇を通知することができないため、来週の入国を待つことになる」と伝えている。
この報道に対してハリルホジッチ監督本人は『Dnevnik Nove TV』のインタビューで「これから、もっともっと不思議なことが起こるかもしれない。コートジボワール代表と日本代表をワールドカップに連れて行ったのに、ワールドカップでは指揮しなかったからね。誰かが他のことを考えるならば、それはその人たちの仕事なんだろう。(このようなことは)初めてではない」とコメント。モロッコ代表監督解任の可能性があることを認めるとともに、日本代表での解任劇にも触れている。
そして一部選手を代表から追放したことについては「トレーニングを拒否する選手、プレーを拒否する選手、ケガを装う選手……それらは私にとって物語の終わりなんだ。私にとって、代表チームは神聖ものものである。選手のものではなく、国民全体のものだ。誰かがそのような振る舞いをしたら、それはもう終わった話なんだ」と語るなど、自身の決断の正当性を主張した。
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