
明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属するタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)が昨年までに欧州クラブへ移籍しなかった理由を語っている。16日、タイメディア『バンコクポスト』が伝えた。
同選手は2017年6月にタイ・リーグ1(タイ1部)のムアントン・ユナイテッドから北海道コンサドーレ札幌へ移籍。Jリーグ挑戦1年目から主力として活躍すると、2018年以降もミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとで本来のパフォーマンスを発揮。昨季は負傷に悩まされながらもリーグ戦で23試合に出場していた。そして今年1月11日に川崎フロンターレへ完全移籍すると、今季はここまでリーグ戦10試合中7試合で先発出場して1アシストをマークしている。
そんなチャナティップは母国メディアのインタビューに対応。川崎フロンターレ移籍後の状態について聞かれると「タイのリーグに比べれば、J1リーグはレベルが高い。だから、この環境について行くのに苦労したんだよ。川崎フロンターレでは、今でもチームに溶け込もうと努力している。プレー時間をたくさんもらっているけど、力不足というか、下手な時もある。だから、僕自身がもっと頑張らないといけないね」と自身のメンタリティを語っている。
チャナティップは北海道コンサドーレ札幌在籍時から欧州移籍の可能性が取りざたされていた。それでも日本を離れなかった理由について「ヨーロッパでプレーするためのテクニックやフィジカル面の準備はできていないね。今の実力なら、アジアのトップチームで活躍して自分の名前を売ることができると思っているんだ」とコメント。欧州でプレーするだけのクオリティが備わっていないという考えや、アジアトップレベルでのプレーに対する満足感を明かしている。
そして同選手は他のタイ人選手に対して「もっともっとタイの選手が日本にやってきて、プロとして活躍することを願っているよ。自分が強いと思う選手がいれば、彼らは欧州挑戦を選べばいいんだ。個人的な意見としては、Jリーグが一番合っていると思うよ」とメッセージを送った。
なお、川崎フロンターレは今月15日にAFCチャンピオンズリーグ東地区グループステージ初戦で蔚山現代と対戦。グループステージでは1試合における外国人選手の起用可能枠が3人となっていることもあり、チャナティップはベンチ外となっていた。
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