PSVアイントホーフェンに所属する日本代表MF堂安律(23)は、先月のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選の日本代表メンバーから外れていた。そんな堂安律がカタールW杯とUEFAチャンピオンズリーグの比較で衝撃のコメントを残している。2日、オランダメディア『Omroep Brabant』が伝えている。
同選手は昨年にU24日本代表の一員として東京五輪男子サッカーに出場。カタールW杯アジア最終予選でもコンスタントにメンバー入りしていた。しかし、右サイドにおける競争相手のFW伊東純也(29)が最終予選4試合連続ゴールと好調を維持。2月1日のサウジアラビア戦では出番がなく、3月にはメンバー外となっていた。
そんな堂安律はオランダ国内メディアのインタビューで日本代表落選時の心境を聞かれると「僕は今、日本代表に選ばれていませんし、選ばれなかったことに動揺しています。ただ、日本代表がW杯出場を決めてとても光栄に思っていますよ」と語っている。
ただ、カタールW杯でのプレーとUEFAチャンピオンズリーグに出場することの二者択一を迫られると「(ワールドカップかUEFAチャンピオンズリーグかと言われたら、)PSVの一員としてチャンピオンズリーグをプレーしたいですね」と回答。現地メディアからの質問ではあるものの、カタールW杯よりもUEFAチャンピオンズリーグを上位に捉えたのだ。
なお、堂安律は先月15日の日本代表メンバー発表から5時間後にツイッターで「逆境大好き人間頑張りまーす! あ、怪我してません!!」と投稿。代表落選後に行われた公式戦2試合で1ゴール1アシストと結果を残すと「2 games 2 win 1 goal 1 assist not bad(2試合いずれも勝利、1ゴール1アシスト、オレ悪くないな)」とツイートしている。
また、この同選手のツイートにはサッカーファンから「頑張れ!」、「絶対に代表に必要!」、「応援しています!」と励ましのメッセージが寄せられる一方で「森保のこと嫌ってるだろうなあ」、「森保を煽ってる」、「皮肉っぷり全開だな」というコメントも見られるなど、森保一監督を暗に批判しているという見方も広まっている。
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