かつて明治安田生命Jリーグの清水エスパルス、FC町田ゼルビア、横浜FC、FC岐阜に在籍したカルフィン・ヨン・ア・ピン氏(35)は、今月7日に現役引退を表明した。そんなヨン・ア・ピンの今をオランダメディア『テレグラーフ』が紹介している。
ヨン・ア・ピンはフォレンダム、ヘーレンフェーン、フィテッセをへて、2011年に清水エスパルスへ完全移籍。清水エスパルスで5シーズン在籍した後、2016年は町田ゼルビア(現在FC町田ゼルビア)でプレー。そして2017年からは横浜FCで主力として活躍し、2019シーズンにはクラブのJ1昇格に貢献していた。
ただ、2020シーズンにJ1リーグで5試合の出場にとどまると、昨季途中に退団。昨年10月にFC岐阜へ加入したもののJ3リーグでわずか1試合の出場に終わり、シーズン終了後に退団。今年3月7日にインスタグラムアカウントで現役引退を表明していた。
『テレグラーフ』が伝えたところによると、ヨン・ア・ピンは引退後にオランダへ帰国しているとのこと。趣味である時計集めを仕事にしており、現在はアムステルダムで時計のセールスマンをしているという。また、同氏は日本で過ごした11年間で2度の精神崩壊を起こしていたことを明かしている。
2008年開催の北京オリンピックに出場し、日本で様々な経験を積んだヨン・ア・ピン。引退後はサッカー界から距離を置き、自分自身の好きなことに没頭しているかもしれない。
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