Jリーグ 東京ヴェルディ

東京V幹部、アルハン獲得の決め手告白!「彼の性格は…」複数年契約と海外報道

アルハン 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディはインドネシア代表DFプラタマ・アルハン・アリフ・リファイ(20)の獲得に成功しているが、クラブ幹部が獲得に踏み切った理由を明かしたようだ。25日、インドネシアメディア『BOLA.NET』が伝えている。

 左サイドバックを主戦場とするアルハンは、2020年にインドネシア1部のPSISスマランのトップチームに昇格。2020年にU19インドネシア代表で8試合に出場すると、昨年5月にはA代表でデビュー。FIFAワールドカップ・カタール大会アジア2次予選では3試合にフル出場したほか、昨年12月上旬から先月1日にかけて行われたAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)では8試合中6試合に出場して2ゴール2アシストをマーク。主力選手としてインドネシア代表の準優勝に大きく貢献。年明け以降に韓国移籍が噂される中、先月16日に東京ヴェルディへの移籍が決まっている。

 『BOLA.NET』は東京ヴェルディの江尻篤彦強化部長のコメントを掲載。これによると、江尻篤彦氏はアルハン獲得に至るまでの過程について「昨年の8月から我々はアルハンの可能性を見出していました。アルハンのプレーを見続けていましたね。我々に貢献してくれる選手だという印象を持っていましたし、インドネシア代表としてAFFスズキカップに出場した時に改めて彼のポテンシャルを確認しました」とコメント。

 そして同選手獲得に踏み切る上でプレー面以外で考慮したファクターについて「アルハンの笑顔のオーラを見て、よく笑うことがとても大事だと思いましたし、(獲得に踏み切る上で)性格が良いことも重要でしたね。彼は20歳とまだ若く、インドネシアやアジアを代表する選手になることを望んでいます」と語っている。

 なお、『BOLA.NET』は「アルハンと東京ヴェルディが2年契約を結んだ」と伝えている。今月23日からチームに合流している同選手が日本でどのようなプレーを見せるのか注目が集まる。