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本田圭佑のツイートに異論噴出!「スポーツと政治」の関係で持論展開も…

本田圭佑 写真:Getty Images

 サッカーの元日本代表MF本田圭佑(35)が17日にツイッターを更新。ロシアによるウクライナへの軍事攻撃が続く中、ロシア代表選手をはじめアスリートに対する制裁に疑問を投げかけた。

 ロシアはウクライナ侵攻により日本や欧米諸国などから経済制裁を受けている。また、スポーツ界ではロシア代表選手のパラリンピック出場が禁止されたほか、今月上旬には国際サッカー連盟(FIFA)がすべてのロシアチームに対する国際試合参加資格停止処分を発表。FIFAワールドカップ・カタール大会欧州予選プレーオフからロシア代表が除外されている。

 このスポーツ界におけるロシア排除の動きに対して本田圭佑が反応。同氏はツイッターで「ロシアのアスリートたちに対する制裁は間違ってる。政治とスポーツを一緒にしてはいけない」と投稿しているが、SNSユーザーから「(W杯予選に)ロシア代表としては出せないやろ」、「戦争までいったらスポーツと政治は別とは言えない」、「戦争とスポーツは関係ある」と否定的な意見が多く寄せられている。 

 なお本田圭佑は戦争勃発直後の先月26日に「独立を守ることとNATOに加盟することはイコールではない。ウクライナ大統領の判断に疑問を感じる。これから協議に入るのならこの数日にでた犠牲者はなんやったのか。プーチン大統領は世界中から悪者にされるのを百も承知で意思決定した。その覚悟の怖さをもっと警戒するべき」

 「アメリカやヨーロッパ諸国がなんだかんだで様子見なのはわかってたはず。最初から協議を申し出てたら余計な犠牲者は出なかったかもしれない。もう何を言っても犠牲者は戻ってこんけど、これ以上の戦争は泥沼化するだけ」とツイート。一部のSNSユーザーからロシア寄りの意見だという批判の声が上がっていたほか、ウクライナとロシアの政治情勢に対する理解が足りていないという指摘を受けていた。