シント=トロイデンVV(STVV)に所属する元日本代表MF香川真司(32)は、日本代表FW伊東純也(28)を擁するKRCヘンクとのダービーマッチを欠場するかもしれない。11日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。
香川真司は昨年12月18日にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを退団し、1月10日にSTVVへ正式加入。先月1日に全体トレーニングへ合流しコンディションを上げると、13日開催のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第27節・ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦でデビューしている。そして20日のOHルーヴェン戦や26日のKVオーステンデ戦でも後半途中から出場すると、今月4日に行われた第30節・メヘレン戦では45分以上にわたりプレー。1-1で迎えた後半アディショナルタイムにはペナルティエリア左から強烈なミドルシュートを放つなど、存在感を発揮していた。
しかし、『VOETBAL』は同選手について「(KRCヘンク戦で)カガワが出場するかどうかまだ分からない。土曜日にもう一度“テスト”を受ける予定だ」と報道。フィジカルコンディションに何らかの問題を抱えている、もしくは新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定される可能性があるものとみられる。
香川真司はSTVV所属の日本代表GKシュミット・ダニエル(30)や東京五輪U24日本代表FW林大地(24)ら5名でパリを訪問。チームメイトとエッフェル塔をバックに撮影した写真を投稿していた。
なお、STVVは今季のレギュラーシーズン残り4試合となる中、ここまで勝ち点39を獲得して10位につけている。来季UEFAヨーロッパリーグ予選出場権をかけたプレーオフ進出圏内の8位KRCヘンクまで6ポイント差となっているだけに、今回のダービーマッチはいつも以上に大きな意味を持つ一戦になるようだ。
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