明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府を昨季限りで退団したFW高崎寛之(35)が1日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。
高崎寛之は2008年に浦和レッズでプロキャリアをスタート。水戸ホーリーホックやヴァンフォーレ甲府、徳島ヴォルティスなど複数クラブをへて、2016年3月末に松本山雅へ移籍。加入1年目の2016シーズンから絶対的ストライカーとして活躍し、2018シーズンにはクラブのJ1昇格に大きく貢献していた。しかし2019シーズン終了後に契約満了を告げられると、その後はFC岐阜やベトナム1部のサイゴンFCでプレー。昨年10月には練習生参加からヴァンフォーレ甲府との契約を勝ち取っていたが、リーグ戦で3試合の出場にとどまりシーズン終了後に退団が正式決定していた。
そんな高崎寛之は1日にインスタグラムを更新。「YouTubeで発表した通り3月1日でサッカー選手を引退することにしました。需要がない今が引き際なのかなと。14年間たくさんのファンサポーターの皆さんに支えられ楽しいサッカー人生を送ることができました。両親や家族、恩師の皆様、これまでの仲間たち、room9sのみんな本当にありがとうございました。コロナが落ち着き次第挨拶に回りたいと思いますので、その時は何卒よろしくお願いします」とファンに現役引退を報告するとともに感謝を伝えている。
そして今後については「皆さんもご存知の通り今は松本に家がありcafeも松本と塩尻で経営しています。今年のJ3ホーム開幕戦ではキッチンカーでアルウィンに参戦いたします。選手を引退した今やる事は周りから盛り上げる事。
次の僕の目標は松本山雅FCのスポンサーになる事です」
「1月に信州FarmLandを立ち上げ新規就農に向け日々勉強中です。キノコを作り長芋を掘りスイカの勉強など時間が足りないくらい朝からやる事だらけです。パワーと体力が売りなので地域の為に盛り上げていきたいと思いますので、お店や畑や田んぼで見かけた際には声をかけて下さい。笑」
「これからやる事はたくさんあります。苦労もたくさんあると思います。それでも今まで通り常に前向きにひたむきに高崎らしく頑張ります!僕は外から。汗をかいて泥にまみれ自分らしく楽しみながら頑張ります。体はまだ鍛えているので、サッカー教室や取材、講演会など依頼がありましたらDMに是非連絡下さい!それではまた」と投稿。4シーズンにわたりプレーした松本山雅を今度はピッチ外から支えることを公言した。
この投稿には昨季終了後に松本山雅へ復帰したブラジル人MFパウリーニョ(33)が「一緒にプレー出来た良かったです!新しいチャレンジでBOA SORTE アミーゴ(原文ママ)」とメッセージを送ったほか、かつて松本山雅で1年間ともにプレーしていたファジアーノ岡山所属MF喜山康平(34)が「おつかれさまでした!!次のステージでも輝いてください」と労いの言葉を寄せている。
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