10位タイ:ヴィッセル神戸(戦力アップ+2点)
- デフォルト数値:ATT/69 MF/70 DEF/68
- 海外組含み数値:ATT/71 MF/70 DEF/68
- 戻した海外組選手:古橋享梧(セルティック)森岡亮太(シャルルロア)
戻した選手は少ないが、選手層の厚いヴィッセル神戸にあって、古橋享梧と森岡亮太の2名ともにスタメンに入れる総合値を誇る。特に古橋は、大迫勇也を引きずり降ろしてのスタメン入りであり、その数値から評価の高さがうかがえる。森岡も同ポジションの、セルジ・サンペールや扇原貴宏を抑えてのスタメンということもあり、サブも含めてMFの総合値はJ屈指の高さとなった。
6位タイ:FC東京(戦力アップ+3点)
- デフォルト数値:ATT/69 MF/68 DEF/68
- 海外組含み数値:ATT/69 MF/70 DEF/69
- 戻した海外組選手:原大智(シント=トロイデンVV)中島翔哉(ポルティモネンセ)久保建英(RCDマジョルカ)田川亨介(CDサンタ・クララ)室屋成(ハノーファー96)渡辺剛(KVコルトレイク)
戻した選手は6名と多いFC東京。特に中島翔哉、久保建英両名の入る中盤はかなり厚く、デフォルトでスタメンに入っているレアンドロや東慶悟をしのぐ総合値なため、結果的にサブも厚くなっている。守備面でも、昨年まで所属していた渡辺剛や、2020年まで所属していた室屋成を戻すことで、数値のアップが見られた。
6位タイ:アビスパ福岡(戦力アップ+3点)
- デフォルト数値:ATT/65 MF/65 DEF/65
- 海外組含み数値:ATT/65 MF/65 DEF/68
- 戻した海外組選手:冨安健洋(アーセナル)
戻した選手は1名のみだが、6位タイとなるチーム総合値の伸びを見せたアビスパ福岡。その理由は明確で、日本人でも屈指の総合値の高さを誇る代表DF、冨安健洋であるために他ならない。適正ポジションがRSB(右サイドバック)のみとなっているため、中央でのスタメン入りではないが、その数値の高さから十分すぎる効果を得る結果となった。
6位タイ:柏レイソル(戦力アップ+3点)
- デフォルト数値:ATT/72 MF/65 DEF/66
- 海外組含み数値:ATT/74 MF/66 DEF/66
- 戻した海外組選手:伊東純也(KRCヘンク)中村航輔(ポルティモネンセ)中山雄太(PECズウォレ)
戻した選手3人ともスタメン入りは叶わなかった柏レイソル。守備陣の中山雄太と中村航輔は、現在スタメンの選手たちに数値で及ばなかった。また伊東純也は、数値は十分すぎるレベルだが、デフォルトのシステムと合わず、適正ポジションが合わなかった。全員がスタメン入りできなかったものの、数値に変化が出るだけに、サブとはいえ伊東の存在は大きいと言える結果となった。
6位タイ:鹿島アントラーズ(戦力アップ+3点)
- デフォルト数値:ATT/70 MF/69 DEF/64
- 海外組含み数値:ATT/70 MF/69 DEF/67
- 戻した海外組選手:町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)柴崎岳(CDレガネス)植田直通(ニーム・オリンピック)
いずれも代表クラスの3選手を戻せる鹿島アントラーズ。守備陣はデフォルトの数値が特に低く、植田直通、町田浩樹の両選手を戻すことでかなり数値の伸びが見られた。柴崎岳は、残念ながら三竿健斗とピトゥカの総合値を超えられず、スタメン入りは叶わなかった。
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