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PSGに完敗のレアル、ペレス会長はアンチェロッティ監督に怒り?今夏の解任を検討か

カルロ・アンチェロッティ 写真:Getty Images

 レアル・マドリードのフロンティーノ・ペレス会長が、カルロ・アンチェロッティ監督の解任を検討しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 ジネディーヌ・ジダン監督が昨季限りで辞任したことからその後任として6シーズンぶりにレアル・マドリードの監督に就任したアンチェロッティ監督。ラ・リーガでは首位に位置しているが、15日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグのパリ・サンジェルマン(PSG)ではスコア以上の完敗を喫した。

 この敗戦にレアル・マドリード上層部は怒りを募らせており、今夏に2024年夏まで契約を結ぶアンチェロッティ監督の解任を検討しているとのこと。また、アンチェロッティ監督が残留した場合、今夏に獲得を目指すフランス代表FWキリアン・ムバッペらが同クラブとのサインに躊躇する可能性もあるという。

 なお、レアル・マドリードはアンチェロッティ監督の後任としてPSGを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督とリバプールを指揮するユルゲン・クロップ監督に注目しているとのこと。ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールを覚醒させる手腕も披露しているが、どのような結末を迎えるのだろうか。