明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・プレーオフでAリーグ(オーストラリア1部)のメルボルン・ビクトリーと対戦することが決まった。その中、メルボルン・ビクトリーの所属選手が元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)との対戦を楽しみにしているようだ。6日、オーストラリアメディア『FTBL』が伝えている。
ヴィッセル神戸は昨季のJ1リーグで勝ち点「73」を獲得。鹿島アントラーズや名古屋グランパス等と上位争いを演じた末、3位で終えている。ただ、昨季J1で6位だった浦和レッズが天皇杯で優勝したため、今季のACLではグループステージ参戦の前にプレーオフを戦うことになっている。
一方、メルボルン・ビクトリーは昨季のAリーグを最下位で終了。しかし今季はここまでリーグ戦8試合を終えて勝ち点「15」を獲得しており、首位のウェスタン・ユナイテッドFCから4ポイント差の3位につけている。そしてFFAカップ(オーストラリア国内カップ戦)では先月29日開催の準決勝・ウェリントン・フェニックス戦で4-1と勝利。今月5日の決勝戦でセントラルコースト・マリナーズを2-1で下して優勝するとともに、今季のACLプレーオフでヴィッセル神戸と対戦することが決まった。
その中、メルボルン・ビクトリー所属の元U20オーストラリア代表MFジェイク・ブリマー(23)は「なんというチャンスなんだ! 正直に言うと、今年のチームなら何でも可能だと思う。複数のタイトルを獲得できると思う。勝てるものは全部勝てると思う。もちろんイニエスタという名前を聞くと… タフなゲームになるだろうけど、望むところだ」と強気の姿勢を見せている。
また、メルボルン・ビクトリーを率いるトニー・ポポヴィッチ監督も「ヴィッセル神戸は素晴らしいクラブであり、我々にとって偉大な挑戦となるはずだ。我々はプレーする場所に関係なく、自信と信念を持って臨むことができる」とヴィッセル神戸戦にむけての意気込みを語った。
なお、ヴィッセル神戸対メルボルン・ビクトリーは3月15日に開催予定となっており、この試合の勝者はグループJで上海海港(中国)、傑志(香港)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)と対戦する。また、プレーオフの開催場所について、『FTBL』は「メルボルン・ビクトリーが3月に日本へ向かう予定である」と伝えている。
コメントランキング