明治安田生命J2リーグの徳島ヴォルティスは22日夜、ブラジル人DFカカ(22)が宮崎県内の二次キャンプ地に到着したことを公式発表した。
同選手は昨年2月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロから徳島ヴォルティスへ完全移籍。5月1日開催のJ1リーグ第12節・サガン鳥栖戦でデビューすると、翌週の第13節・北海道コンサドーレ札幌戦以降はリーグ戦でほぼ全試合フル出場するなど、守備陣の中心選手としてチームを支えていた。また、クラブがJ2リーグに降格して複数の主力選手が退団しただけに、2022シーズンも同様の働きが期待されている。
そんなカカは2021シーズン終了後にブラジルへ一時帰国。家族に対して立派な一軒家とアメリカの大手自動車会社『フォード』の製造した新車をプレゼントしたことにより、サポーターの間で話題を呼んでいた。
また、カカの去就については、ブラジルメディアはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサンパウロやカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)へ降格したグレミオがレンタルでの獲得オファーを提示したと報道。しかし、徳島ヴォルティスは完全移籍での放出のみを受け入れる方針を固めていたこともありオファーを拒否。両クラブともに同選手の獲得を断念したと伝えられている。
その中、カカは年明けに再来日すると、入国後の隔離期間をへて22日に宮崎県内の宿舎に到着。早速背番号「14」のユニフォームを身にまとって撮影を行っている。
なお、徳島ヴォルティスは今月19日から宮崎県内でトレーニングキャンプを実施。キャンプ最終日の30日には横浜F・マリノスとの練習試合が予定されている。
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