Jリーグ

「#DAZN値上げで期待する新機能」がトレンド入り!ルヴァン杯・天皇杯配信望む声も

Jリーグの試合球 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命Jリーグや海外サッカー、プロ野球などスポーツの定額制動画配信サービスを手がける『DAZN』の月額料金値上げが大きな話題となっている。その中、日本国内のスポーツファンは値上げに伴うサービスの向上を強く望んでいるようだ。

 DAZNは2016年8月23日に日本国内でのスポーツ動画配信サービスを開始。2017シーズンからJリーグの試合中継を開始すると、プレミアリーグやラ・リーガなど欧州主要リーグも次々と配信。2018年になると、プロ野球のライブ配信も始めており、以降はテニスやモータースポーツ、ラグビー、アメリカンフットボールなど数多くのスポーツ中継を手がけている。一方で、これまで放送予定だった試合の中継が当日になって取りやめになるなど、度々問題を起こしており、視聴者からサービスのクオリティに関する批判を浴びている。

 その中DAZNは今月21日、契約者に対して来月22日からの値上げ実施を案内。「DAZNは2016年8月のDAZNサービス開始以来、明治安田生命Jリーグ、プロ野球、サッカーの日本代表選などを配信し、またDAZNオリジナルコンテンツも配信させていただいておりますが、今後もより一層プレミアムなスポーツ体験をお届けするため料金改定をいたします。新料金は本年2月22日(火)より順次適用となります」という文面で契約者にメールを送信。今回の料金改定で月額1925円(税込み)から3000円になるという。

 これに対しては、値上げそのものに対する不満が上がっているほか、「今までが安すぎただけ」という主旨のコメントがもSNSで散見されている。その中、ツイッターでは「DAZN値上げで期待する新機能」というハッシュタグ付きの投稿がトレンド入り。サッカーファンからは「天皇杯、ルヴァンカップの放送」や「サッカー専門のパック販売」、「実況解説音声のミュート機能」などを求める声が上がっている。

 今回のDAZNの月額料金値上げについては、サッカー界のみならず様々なスポーツ分野に衝撃をもたらしている。それだけに、今後スポーツに対する関心度合いに影響を与えることが予想される。